嘘だって言ってくれ。

今日、NHKの「フルハウス」を見た。
明るい家族の雰囲気とか、ちょっとした冗談とか、いつも笑わずにはいられない。
今日も最後のところまではそんな雰囲気だったんだけど、最後の最後に別れのシーンがあった。
愛し合ってるけれど、お互いの夢を追うために別れなければいけないというシーン。
文章にしてしまうとなんでもないように思えるし、ドラマにありがちなストーリーかもしれないけれど、なんだか少し悲しかった。
たぶんそれは、僕がハッピーエンドを期待していたから。
いつもいつも温かくて、楽しい内容だから、今回もなにかいい解決策みたいなのが見つかって終わりなのかなぁと期待していたんだと思う。


それが虚構だからこそ、
現実ではないと分かっているからこそ、
僕たちはせめてもの願いを込めて、幸せな結末を望んでいるのかもしれない。