2010-01-01から1年間の記事一覧

ケンカの仕方は教えません。

けんかの仕方教えます (佐江衆一) (岩波ジュニア新書)読了。 思わずタイトル買いした。しかし、「喧嘩上等」「殴るならココだ!」「怖い人たちに囲まれたら…」「地元じゃ負け知らず、A君の日常」などの過激な項目が「岩波ジュニア新書」にあるはずもなく、…

自分を考えるための、哲学という方法

哲学ってなんだ―自分と社会を知る (竹田青嗣)読了。 タイトルは『哲学って何だ』とあるものの、哲学自体の解説は半分くらい。残りの半分は、哲学を使って「自分」のことを知るための方法が記されている。難解で非日常的なイメージの哲学を、身近な問題を考え…

これからのこと

見てくれている方は少ないかもしれませんが、twitterよりもこちらに書いたほうが良い気がするので... 先日無事に、大学院に合格しました。とりあえず二年間ですが、情報通信技術を活用して人の役に立てるような研究をしていきます。これまでの授業と違って、…

もう一つの目で、もう一つの世界を眺める。

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (刈谷剛彦)読了。 読みながら視界が開けていくような本。心に残ったところをいくつかまとめてみる。 批判のブーメラン 本書では、他者の取り組みを批判することはできても、いざ自分たちが取り組む番になる…

100冊で生き方が変わる

『新書がベスト』 (子飼弾)を読了。 読み進めるにつれて、次の新書が読みたくなる衝動に駆られる。とりあえず買ったままにしていた新書を整理した。そして、こうしてブログに読書メモを書くことにした。これが記念すべき1冊目。 新書を大人買いするなんて発…

ちっぽけなプライドと譲れない信念の境界線上で。

「第一志望です。」って言わないと落とされるんだよ。就職の面接を終えた友人たちが口をそろえる。ばかばかしいね、と僕は思う。もちろん、企業からすれば、入社する意思のある学生を取りたいのは当たり前だ。第一志望の学生を採りたいに決まってる。けれど…

また春がやってきて...

なかなか更新できない間に桜が散って、大学に入ってから4度目の春が過ぎようとしている。キャンパスは新入生であふれて、活気に溢れている。期待と不安を新しい教科書とともに抱えながら。 僕だってついこの間は…と思うのだけれど、時は過ぎてもう大学最後…